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教員1年目は大変?1年目の負担を減らすために気をつける3つのポイント

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どーなのくん
やったー!教員採用試験に受かったー!!
どーなのくん
でも教員の1年目って特に大変ってよく聞くなぁ…働くときにどんなことに気をつければいいんだろう?

これから社会人になる方にとって、教員として過ごす最初の1年目は、非常に大変な1年間となります。しかし、その1年間は3つのことに気をつけるだけで、負担を軽減できるようになります。

では、いったいどのようなことに気をつけると良いのでしょうか?この記事では元教員の私が、教員1年目の先生全員に共通する大変な3つのこと、その負担を減らすために気をつけておくべき3つのポイントをご紹介します。

目次

教員1年目はここが大変!

右も左も分からない新社会人はただでさえ社会で働いていくことに不安を感じたり苦痛を感じたりします。その中でも教員特有の大変さとはどんなものがあるのでしょうか?元教員の私が、自分の経験と同期の意見から共通する最も大変なことを3つ紹介します。

いきなり担任を持たされることがある

中学校教員の場合は担任を持つことが少ないのですが、小学校教員の場合は確実に担任を任されることになります。

4月1日に新しく教員として働き始めて、その1週間後には他の先生方と同じようにプロとして教壇に立たなくてはなりません。もちろんその時に、自信なさげにしていたり、子供に対して誤った態度を取ってしまうと、1年間の学級経営が台無しになってしまいます。

学級開きってどうするの?初任者に向けて徹底解説

研究授業がたくさんあること

1年目の先生は授業のスキルを高めるために、1年間の間に何度も研究授業を行う必要があります。

研究授業とは、教師の授業力向上や授業の効果を確かめることを目的とした公開授業です。研究授業には普段の授業に比べて膨大な準備をする必要があります。日々の授業準備もままならない1年目の生活の中で、研究授業の準備を行っていくのは非常に大変です。

これでバッチリ!初任者のために研究授業の準備を簡単解説

初任者研修があること

学校では1年目の教員のことを「初任者」と呼びます。初任者の先生は初任者研修という、1年目の先生は絶対に研修に参加しなければいけません。

新社会人には入社後に社内研修が行われますが、教員の場合は1年目の研修が年間を通して行われます。

ここまで紹介した以外にも1年目の先生の苦労は尽きないですが、最も重荷になるのはこの3つではないでしょうか?

どーなのくん
1年目の先生は大変そうだね…
どーなのくん
じゃあどんなことに気をつけたら負担を軽くできるの!?

教員1年目を快適に過ごすために気をつける3つのポイント

他の先生と仲良くなること

とにかく他の先生と仲良くなることは大切なことです!信頼できる先生を見つけたら、できれば自分から積極的にコミュニケーションをとって親密になりましょう!

どーなのくん
どうして仲良くなることが、負担の軽減につながるの?

一番のメリットは、困った時に助けてもらえることです。

例えば、あなたが教員経験が2年目の先生と仲良くなったとすると、きっと去年の研究授業の資料をいただけたり、研修のアドバイスをもらえることになるでしょう。

また、尊敬できるベテランの先生と仲良くなれれば、わからないことを気兼ねなく質問できるようになったり、悩んでいるときに助けてくれることもあるでしょう。

このように、学校も人間関係が非常に大事な職場になっています。尊敬できる先生と仲良くなることは、結果的に仕事の負担軽減につながるのです。

どーなのくん
でも…僕あんまり話しかけたりするのは得意じゃないんだ…どうやって仲良くなればいいんだろう…

そんな時は、すぐに先生と仲良くなれるテクニックがあるので下の記事を見てみてください。

すぐに仲良くなれる!他の先生達と打ち解けるための3つの方法

初任者研修で仲間を作ること

初任者研修では、他校の初任者の先生と一緒に受ける研修です。その中でも信頼できる仲間を作りましょう。初任者の仲間を作ることも大変な仕事をしていく上での非常に大きな助けとなります。

なぜなら、教員1年目の辛さや楽しさを共有できる唯一の仲間が他校の初任者だからです。

例えば、あなたが研究授業の準備に追われながらも学級経営がうまくいってなかったとします。しかし、自分の学校には研究授業に追われている先生は一人もおらず中々気持ちを共有することができません。そこで、初任者の仲間であれば、同じ境遇であるがゆえに自然といろいろなことが共有することができます。

どーなのくん
同じ境遇の人と悩みを話せるのはすごいストレス解消になるね!

このように、不安や悩みの共有する場として初任者の仲間を作りましょう。きっと心の支えになってくれるはずです。

困ったこと・わからないことはすぐに調べること

これは、教員だけでなく社会人としての基本ですが、私は中々これができませんでした。

その理由は、先生たちは常に忙しそうにしているため、

「これを今聞いたら迷惑かな…?」「後で聞いた方が都合がいいかも?」

と考えてしまい、いつもわからないことを後回しにしたりしていました。

どーなのくん
僕も同じような経験があるなぁ

しかし、分からないことを放置していたせいで、私はトラブルを起こしてしまいました。それからは、この言葉を教訓にしています。

聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥

最も危険なことは、わからないことをわからないままにしておくことです。これは負担軽減の逆で、後々とても大きな負担となってあなたに帰ってきます。

まとめ

教員1年目で最も大変なこと

  • いきなり担任を持つこと
  • 研究授業がたくさんあること
  • 初任者研修があること

教員1年目の負担を軽減するために気をつけること

  • 他の先生と仲良くなること
  • 初任者の仲間を作ること
  • 困ったこと・分からないことはすぐに聞くこと

いかがだったでしょうか?教員の仕事は大変ですが、1年目は特に大変です!裏を返せば1年目を乗り越えれば、2年目以降はだんだんと仕事に慣れ、少しリラックスして仕事に取り組めるでしょう。

1年目の教員として仕事をして行く際には、ぜひ紹介した3つのポイントを意識してみてください!

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この記事を書いた人

「先生の仕事ってどうなってるの?」と切り込んでいくドーナツ野郎。他にも気になることには、どんどん切り込んでいきます!…その正体は元教師?!

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