そこで今回は…!
2007年に放送されたドラマの内容と、【続編】の注目ポイントや、あらすじ&キャストについてまとめてみました!
復習をすっ飛ばして予習したい方はこちらからお読みください>>
「ハケンの品格」シーズン1の復習
「ハケンの品格」シリーズ1のあらすじと主役・大前春子の人物像について
2007年に放送された平均視聴率20%越えの「ハケンの品格」。
篠原涼子演じる主人公の「大前春子」が、時給3,000円の特Aランク・スーパー派遣社員として食品会社「S&F」で働き、会社で起こるトラブルやピンチを持ち前のスキルで解決していくといった内容です。
超人的な資格保有数で、一般的な資格から難関資格まで、さらにはマイナー技術や不思議な能力まで兼ね備えた「スゴ過ぎる派遣さん」なんです。
彼女が持つ資格認定ファイルにはたくさんの免許証や認定書が入っています。
重機の操縦、マグロの解体、助産師…などなど。
「公私混同は絶対にしない」という、大前春子のキャラも特異で、言いにくいことピシャリと言い放ち、断りづらいことでもスパッと「NO」と言えてしまう…建前など全く気にしない女性です。
「定時で帰る」・「職場での人間関係は構築しない」…そんなスタイルを徹底している一匹狼タイプの彼女は、周囲から反感を買いますが、次第に心を(ちょっとだけ)開き、周囲から認められていきます。
仕事は出来るが無愛想な「大前春子」と、愛嬌たっぷりでも失敗ばかりの「新人派遣社員・森美雪(演:加藤あい)」。
両極端な二人の派遣社員が成長・変化して行く様子や、営業主任・東海林武(大泉洋)とのコミカルな対立やロマンスもストーリーをおもしろくしていました。
大前春子ってどんな人?
大前春子のプライベート
3か月働いたら3か月旅に出るというサイクルで生活する為、契約の延長はしません。
派遣として働く期間中は、亡き母の親友のお店「カンタンテ」の屋根裏部屋で生活しています。
職場での春子とは違い、プライベートでの話し方や振る舞いはごく自然で、普通の女性です。
大前春子の過去
正社員として働いていた銀行にリストラされ、その後働いた魚市場でも突然解雇された経験から、会社が信用できなくなったという経緯があります。
本来は明るい性格でしたが、同僚や仲間とのつらい別れを経験したため、職場では深いつきあいはしません。
趣味・好物
趣味はフラメンコで、退勤後は「カンタンテ」で踊っています。
一番好きなものは「ふぐ料理」。
「サバの味噌煮」も大好きで、行きつけの定食屋では連日「サバの味噌煮」を注文しています。
短所
なんでもできちゃう春子ですが、絵画は大の苦手。
あれだけ多くの資格をもっているのに、意外と?自動車整備士の免許は未取得です。
失敗すると「わたしとしたことが…」と言うのが口癖。
「ハケンの品格2」 の注目ポイント&1話のあらすじ
※ちょっとだけ【ネタバレ】ありなので、お気を付けください。
脚本は前回に続き「中園ミホ」。脚本家の中園さんは脚本を書くにあたり、派遣社員の現状について取材するため現場で働く「派遣社員」の方々と何度も飲み会をしてきたそうです。しかも、13年たった今でもその飲み会が続いているとか…。ドラマでは、派遣を肯定的に描いていますが、派遣を取り巻く環境の厳しさも取材から感じているそうで、このドラマは現場で働く「派遣さん」に向けたエールとしてのメッセージが込められています。
注目ポイント
「働き方改革」 「高齢化」 「副業」 「アウトソーシング」 「AI導入」 「過労死」などのキーワードを謳っていることから、時代背景を反映した派遣の働き方が今後のストーリーに盛り込まれてくると思われます。
新しい資格&時給
派遣社員評価が特Aランクから特Sランクへとパワーアップしているとのこと。
13年振りに登場した大前春子が、今度はどんな資格を身につけて帰ってくるのかも注目したいところ!
シングルマザー
13年の時を経て、春子はシングルマザーになっています。
子供の父親(ネタバレあり?↓)や結婚・離婚の経緯についても気になるところです。
そして、大前春子の子育ては一体どんな感じなのでしょう?
テキパキと家事・育児をこなしているのか、それとも子供にペースを乱されているのか…?
リアル夫婦共演
篠原涼子の夫・市村正親が、1回限りのゲスト出演をします。
大前春子のロマンス
シーズン1では、里中賢介(小泉孝太郎)・東海林武(大泉洋)ともに、春子に恋心を抱いていました。
里中賢介は友情を優先し、身を引きますが、東海林武はプロポーズまでしていました。
恋は実りませんでしたが、春子もまんざらでもないのでは?
…と、なんだか不透明な感じで終わっていたので、シーズン2での春子のロマンスにも期待したいですね。
続編・1話のあらすじ(放送前に分かっていること)
シーズン1と同じく、舞台は食品会社「S&F」。
営業戦略課の課長になった里中(小泉孝太郎)が、勢いを失った会社に不安を抱き、スーパー派遣の大前春子を会社に呼び戻します。
社運をかけた商談では、交渉決裂寸前に!
通訳をすることになった春子が、またピンチを救えるか…?
セクハラを告発した新人派遣社員の「小夏」(演:山本舞香)が人事部の社員に監禁されてしまうという危機的状況に..
ハケンの品格2(続編)のキャスト
主役の「篠原涼子」をはじめ、続投するキャストも多数います。
新人派遣社員・森美雪(演:加藤あい)は今回登場せず、新たな新人派遣社員として千葉小夏(演:山本舞香)が登場します。
続投キャスト&登場人物の「続編」での部署・役職
↓
【続編】「S&F」営業戦略課の派遣社員
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【続編】営業事業部・営業企画課・課長
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【続編】旭川支社・支社長補佐
↓
【続編】営業事業部・営業企画課・主任
↓
【続編】ハケンライフ・マネージャー
新キャスト
千葉小夏(山本舞香)
ハケンライフ・新人派遣
井手裕太郎(杉野遥亮)
営業事業部・新入社員
三田貴士(中村海人「Travis Japan」)
営業事業部・新入社員
福岡亜紀(吉谷彩子)
ハケンライフ 派遣社員
宇野一平(塚地武雅「ドランクドラゴン」)
「S&F」営業事業部・部長
宮部蓮三(伊東四朗)
「S&F」社長
まとめ
シーズン1を振り返ってみると、大前春子の働き方は今の働き方に結構マッチしていることに気付きました。
彼女の場合、ちょっと極端ではありますが…
13年前には違和感があった「職場の飲み会不参加」・「職場の人間との距離の取り方」・「必ず定時で帰る」などの春子のスタイル…
そう考えると、大前春子は先進的な働き方をする女性だったのかも…!