こちらの記事で、私の一番ひどかった肌荒れエピソードをお話ししました。
今回は、私の失敗談をもとに、敏感肌の方は極力避けた方がいいこと、そして一番注意すべき「クレンジング」・「洗顔」について、色々とお話ししていきたいと思います。
良かれと思ってピーリング
あなたはピーリングって、したことありますか?
つるつるになる!
ピーリングやゴマージュ、スクラブって、洗い流すとつるつるになって、本当に「肌の汚れが落ちた!」って実感しますよね。
私も一時期ドハマりして、ピーリングを週に2回、スクラブ入りの洗顔を週に1回とか、結構頻繁に使っていたんです。
あの、肌がキュッとなるような、まさに洗剤で洗ったお皿がキュキュッとなるような、そんな快感に取り憑かれていました。
でも今考えたら、肌がお皿のようにキュキュッとなるのはおかしいですよね…。
待っていたのはビニール肌!?
そんなある日、ずっと気になっていた化粧水を試してみたくて、コスメカウンターに寄りました。
美容部員さんにタッチアップしてもらうと、ヒリヒリするヒリヒリする!!
まさに着火したかのようなヒリヒリ感!でも、その化粧水は敏感肌用だし、合わないからってここまでの痛みを感じたことがなかったので驚きました。
ビニール肌とは?
過度なピーリングやスクラブ、日常的に肌を強くこするなど、肌に負担をかけ続けることで、肌表面の角質が剥がれて薄くなり、刺激をモロに感じる肌になってしまうこと。
心当たりありまくりの私は、その日からピーリングもゴマージュもすべてやめ、ひたすら優しくスキンケアしました。
敏感肌の方は、ピーリングやゴマージュは、通常よりも日数の感覚を空けて行った方がいいそうです。
気持ちよくって毛穴パック
これは心当たりがある方も多いかもしれません。
パックの快感!
パックをしたことがある方は分かると思いますが、あの、パックをはがす、あの、ペリペリペリ~っという、あの、毛穴が解放される瞬間!
そしてパックに付着した、憎き角栓どもを眺める瞬間!
待っていたのはいちご鼻&赤鼻
病みつきなった結果、私は立派ないちご鼻になりました。ついでに敏感肌なので赤鼻になりました。
私はもう10年以上、鼻パック禁止活動をしていますが、無性にやりたくなる魔力があります。
しかし、もちろん「毛穴パックが悪い」というわけではなくて、使用方法とその後のケアが大切なんですよね。
使用方法をしっかり守り(特に、パックを剥がすまでの時間を長めにしない)、パックの後はすぐに冷水に顔をつける(開いた毛穴を閉じさせるため)、パックの後はしっかり保湿(剥がされた角質がボロボロになっているのをケアするため)などなど…。
敏感肌の方は「汚れの落とし方」に注意!
私の「肌トラブル武勇伝」の代表的なものをいくつかご紹介しましたが、敏感肌の私が一番注意しているのは、「汚れの落とし方」です。
汚れを落としたいあまりに肌荒れ
ピーリングの失敗談も、毛穴パックの失敗談も、共通するのは「肌の汚れを落としたい!」という欲望。
肌の汚れって見えないからつい、「もしかしたら凄く汚れが溜まっているんじゃ…?」なんて思いがちですよね。
また、クレンジングも同様のことがいえます。
「まだメイクの汚れが落ちていないのでは?」と長い間オイルクレンジングしたり、クレンジングシートでゴシゴシこすって落としたり…。
洗顔をはりきった日はその後のケアが重要!
でも、メイクの汚れはキレイに落としたいし、肌の汚れが残っているとゴワゴワしてきて不快です。
肌の汚れが気になった時、たまにピーリングしたり、角栓パックしたっていいと思います。
でも、その後!その後のケアを正しく行わないと、肌にはよろしくありません。
とにかく冷やす
ピーリングやゴマージュ、また洗顔ブラシなどで、「洗顔頑張っちゃった日」は必ず最後に冷水で肌を引き締めましょう。
開かせた毛穴をキュッと閉じさせるためです。
そもそも、化粧水などが浸透するのは肌の表面の皮質。毛穴は皮脂の分泌をするものなので、ここにスキンケア成分が吸収されることはありません。
逆にクリームなどが詰まってしまうと肌トラブルになりかねないのだとか。
とにかく潤す!
毛穴をしっかり閉じたら、いつもよりしっかり保湿しましょう!
シートパックは、肌をこすったりパッティングしたりしなくて済むのでおススメです。
神経質にならなくても大丈夫
肌荒れするとつい、「肌に汚れが溜まってるのかな?」・「メイク汚れが落ち切っていないのかな?」・「もしかして、枕カバーに雑菌が!?」なんて考えてしまいますよね。
私もつい最近まで「肌荒れ」=「不潔だから」だと思ってました。
でも、意外と肌荒れの原因って「体の内部」にあることが多いんです。
ぜひ今度から、肌荒れしたら「体の不調のサインかも…?」と考えてみて下さい。
あなたが思っているよりずっと、あなたは清潔だと思いますよ。