映画には様々なジャンルがありますが、「一番好きな映画のジャンルは何か?」と聞かれたら、私はたぶん、ミュージカル映画だと思います。
私にとって映画は非現実を楽しむものなので、突然登場人物が歌ったり踊ったりするミュージカル映画は非現実そのものだと思うんです。
そこで今回は、私の大好きなミュージカル映画を5作品、ご紹介したいと思います!
誠に勝手ながら、順位は完全に私の好みです!
第5位 オペラ座の怪人
まずはド定番ミュージカル!豪華絢爛な音楽、歌にダンス、衣装に美術!
パリにあるオペラ座の地下に、ファントムという男が住んでいました。ファントムはその醜い容姿から辛い幼少期を過ごし、オペラ座の地下に隠れて生きていました。
ある日、ファントムはオペラ座のコールガール、クリスティーヌに恋をし、彼女に「音楽の天使」として姿を見せず歌を教えます。クリスティーヌはファントムの指導と策略のおかげで脚光を浴びるように。そんな時、クリスティーヌは幼馴染と再会し、恋に落ちてしまいます。
こちらはぜひ、大画面で、劇場に座っている気持ちで楽しんでください!
第4位 シカゴ
あの有名なブロードウェイミュージカル!
1920年代のシカゴ。ミュージカルスターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、愛人を射殺して刑務所に送られてしまいます。そんなスキャンダルを利用してスターになろうとするロキシーと、彼女をうまく弁護するビリー(リチャード・ギア)、そして同じ刑務所に服役するヴェルマ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)が、無罪と名声を勝ち取ろうとするお話。
2012年には、米倉涼子さんが日本人女優として、またアジア出身の俳優として初めて、ブロードウェイミュージカルにおいて、アジア系でないアメリカ人の役柄であるロキシー役を演じました。
第3位 ムーラン・ルージュ
こちらでもご紹介した「ロミオとジュリエット」のバズ・ラーマン監督の作品!
舞台は19世紀のパリ。歓楽街モンマルトルの「ムーラン・ルージュ」は、破綻寸前のキャバレー。新たな出資者を募るため、オーナーは新しい舞台楽曲の歌詞に試行錯誤していました。そこに作家志望の青年クリスチャン(ユアン・マクレガー)が歌詞を提供し、見事採用されます。
新たな出資者にあてがわれるはずだった高級娼婦のサティーン(ニコール・キッドマン)と、クリスチャンはひょんなことから恋に落ちることに。
オリジナルの曲もたくさんあるのですが、マリリン・モンローの名曲「Diamonds Are a Girl’s Best Friend」や、マドンナの「Material Girl」、ビートルズの「All You Need Is Love」など、現代の名曲がわんさか出てくるのが魅力的!
第2位 NINE
史上最悪のモテ期がきてしまったおじさんの物語(笑)。
スランプに陥り、新作映画「イタリア」のクランクイン目前でも全く脚本が書けない映画監督のグイド(ダニエル・デイ・ルイス)。
現実逃避ばりに愛人カルラ(ペネロペ・クルス)と逃亡。しかし、プロデューサーに見つかり、逃亡先のホテルに妻ルイザ(マリオン・コティヤール)が現れ、愛人と鉢合わせしてしまいます。更に記者のステファニー(ケイト・ハドソン)からの誘惑、女優のクラウディア(ニコール・キッドマン)との恋愛感情に巻き込まれ、心身共に疲弊していくグイド。
先にご紹介した「シカゴ」と同じ監督なら間違いない&「出演者が豪華すぎる!」と、映画館まで観に行った作品です。グイドの母親役として当時74才のソフィア・ローレンまで出演しています!
ストーリー自体は、「イタリアのだらしない男」って感じですが、「シカゴ」を上回る映像美、アスリート並みのダンスは楽しむ価値アリです!
第1位 ヘアスプレー
ポッチャリちゃんが主人公!彼女のママは誰でしょう?
未だ人種差別が色濃い1960年代のアメリカ、メリーランド州ボルチモア。
ちょっと太っているけれど、明るくて優しいトレイシー(ニッキー・ブロンスキー)は、ダンスとおしゃれが大好きな女の子。ある日、彼女の大好きなダンス番組の出演者オーディションが開かれることに。
体型を理由にオーディションは落選しますが、彼女は学校で黒人の学生たちのダンスに夢中になります。
【クイズ】こちら、トレイシーのママなのですが、誰でしょう?
正解は、「ジョン・トラボルタ」です!!
現在登録中の「dTV」で観たのですが、最後のエンドロールを二度見、いや三度見し、最後は一時停止して大爆笑しました。
最近見た映画の中で、一番ハッピーな気持ちになれる作品でした!おススメです!
VOD凄い
「ヘアスプレー」を見ながら、思わず体を左右にゆすり、「ポップコーンとコーラを用意しておくべきだった…!」と後悔しながら楽しみました。(代わりにチョコレートを食べました!夜中だったけど!笑)
それにしても、「映画観たいなぁ~、ポップなミュージカル系が観たいな~」と思って、スマホやパソコンをポチっとするだけでTSUTAYA来店、いや映画館に行けるのは凄いことだと改めて実感しました。
また「dTV」で素敵な映画を見付けたら、ご紹介しますね!