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「VOICE~112の奇跡~」の概要&みどころ
概要
舞台は、緊急通報が入る112コールセンター。
「112」とは、日本で言う「110」にあたる緊急通報をうけるセンターです。
チャン・ヒョク演じるジニョクと
イ・ハナ演じるグォンジュ…
この2人が中心となった
「ゴールデンタイムチーム」が
ウニョン洞事件を皮切りに起こる
数々のサイコパス事件に挑みます。
残酷なシーンが多く、刺激強めです。覚悟をもって見ることをおすすめします。※韓国では年齢制限あり。
みどころ
ウニョン洞事件で妻を殺されたジニョク。
その犯人を逃がしたのは、“グォンジュの証言”のせいだとジニョクは恨んでいました。
が、しかし…
グォンジュの並外れた聴覚に気づき、3年前の彼女の証言を信じます。
ゴールデンタイムチームとして事件解決にむけて努力していくなかで、ウニョン洞事件へのつながりが徐々に見えてきます。
警察内部に潜むスパイは誰か…
グォンジュ(ボイスプロファイラー)が分析したウニョン洞事件の真犯人、「20代~30代で顎をならす癖を持つ男」とは…?
一連の事件から核心へ迫っていく捜査が見どころです。
登場人物(ゴールデンタイムチームの顔ぶれ)をご紹介!
ム・ジニョク:(チャン・ヒョク)
ウニョン洞事件で妻を惨殺された刑事。
犯人が捕まるも、裁判で「電話口から聞こえる犯人の声とは別人。」と、センターで通報をうけたカン・グォンジュから証言され、事件は未解決となります。
納得のいかないジニョクは傍聴席で激怒。
数年後、グォンジュと事件の捜査をするきっかけがあり、次第に彼女の特別な聴力に気付きます。
そして、ウニョン洞事件での彼女の証言を信じるように。
彼女が結成した「ゴールデンタイムチーム」に抜擢され、「緊急出動チームのチーム長」となります。
グォンジュがプロファイルした情報をもとに現場で活躍します。
カン・グォンジュ:(イ・ハナ)
112通報センターのセンター長でボイスプロファイラー。
普通の人には聞こえない音を聞き分ける、特別な聴覚をもちます。
ウニョン洞事件では、被害者ジニョクの妻からかかってきた緊急通報をうけました。
その事件では、警察官であった自身の父親も同じ犯人に殺害されており、ウニョン洞事件の真犯人を探します。
事件後、アメリカでプロファイリングを勉強しセンターに戻ってきます。
被害者救出にはタイムリミット内に解決することが最も大切。という理念から「ゴールデンタイムチーム」を立ち上げます。
オ・ヒョノ:イェソン(SUPER JUNIOR)
主にセンターでホワイトハッカー(セキュリティ専門)として分析を担当。
趣味はDJで、SNS上では有名人です。
パク・ウンス:(ソン・ウンソ)
5か国語を話せるマルチリンガルの女性。食堂を営む祖母と妹がいます。
ゴールデンタイムチームに興味はなかったのですが、妹が誘拐された際にチームに助けられたことがきっかけで、チームに入ることを決めます。
シム・デシク:(ペク・ソンヒョン)
ジニョクを慕う後輩刑事。ジニョクとはコンビで現場で活躍します。
【ネタバレあり】ゴールデンタイムチームの事件簿
ウニョン洞事件
ジニョクの妻・グォンジュの父が残忍に殺害された事件。
物陰に身を潜め、通報してきたジニョクの妻。センターのミスで、切れた電話にコールバックしたことにより犯人に見つかり殺害されます。
そして、犯人を追っていた警察官(グォンジュの父)も同じ犯人によって殺害されます。
このドラマの軸となる事件です。
繋がったままの電話口から犯人の声とカチカチとなる音…これを手掛かりに犯人を追っていきます。
若い女性の誘拐事件
誘拐された女性は、犯人の隙をついて逃走し、センターへ通報をします。
女性が伝える「カラフルな何かが見えた」という情報と、電話口から聞こえる機械音を頼りに、グォンジュは彼女がいる場所を突き止めます。
女性は、間一髪のところで無事救出。
少年の虐待事件
洗濯機の中に身を潜め、意識もうろうとしながらも「母親に刺された」と、助けを求める少年からの通報。
電話口から聞こえる風鈴の音を頼りに何棟も立つ集合団地の中からその家を割り出します。
しかし少年は、母親以外の何者かに連れ去られた後…。
現場にいたジニョクの無線から聞こえるわずかな音を頼りに少年が隠された場所を特定し無事救出。
ウニョン洞事件の容疑者自殺?
ウニョン洞事件で釈放された容疑者が転落死。
しかしその転落死は不可解なのにも関わらず、自殺とされてしまう。
パク・ウンスの妹の誘拐・暴行未遂事件
パク・ウンス(ゴールデンタイムチーム)の妹が、彼氏によって誘拐されます。
ある場所での「暴行動画ライブ配信」を計画されますが、ゴールデンチームの分析捜査によって無事救出!
この犯人、ウニョン洞事件の真犯人が顎を鳴らすこと知っています。
真犯人を知る男の殺害
捕まった犯人の男は、護送中に寄ったトイレで、何者かによって殺害されたことでジニョクは警察内部に内通者がいることを疑います。
殺害した人物から、カチカチと顎をならす音が…ウニョン洞事件の真犯人か??
猟奇的殺人事件
「アパートの大家」になりすましていた女性の部屋から、本当の大家の死体が発見されます。
この事件には土地買収会社と開発業者(GP開発)が関わっていることが判明しますが…
なりすましていた女性は、何者かに殺害され、異常な姿で発見されます。
ジニョク監禁事件
ジニョクは精肉加工場にGP開発社長のナム・サンテによって監禁されます。
場所の特定を急ぐゴールデンチーム。
ジニョクが自力で脱出したところで合流しますが、ナム・サンテを寸前のところで取り逃がし、その後逃走。
ナム・サンテは「ウニョン洞事件の犯人は自分だ」といいますが…
グォンジュは、声の特長が違うと断言します。
狙われるオ・ヒョノとパク・ウンス
薬を飲まされクラブで騒動をおこしたヒョノを襲おうとしていた犯人は女装した男性。
逮捕されたのはヒョノのストーカーでした。
犯人ではないという主張が認められ釈放されますが、ヒョノと話をするウンスを妬み、続けてウンスを狙います。
ウンスは、こっそり無線機をON。無線機の音から場所を特定し無事救出。
高級クラブママ殺人事件
高級クラブでソンウン通運が役人達と密談していた時、逃走中のナム・サンテが現れソンウン通運会長の息子(テグ)を呼び出します。
指名手配犯サンテを見たママはセンターに通報しますが、殺害されます。
通報している時、後ろにはテグが!
臓器斡旋業者
錯乱状態の男から通報が入ります。福祉施設の院長から「この男は統合失調症」と説明されるが、グォンジュは声のトーンから違和感を感じます。
捜査していくうちに、この院長は路上生活者や借金に苦しむ人を集めて薬を投与し続けた挙句、臓器を斡旋していたことが判明。
GP開発ナム・サンテ殺害
「ウニョン洞事件の真犯人を教える」と連絡してきたナム・サンテ。
ジニョクはすぐに向かうが、サンテはおらず、ジニョクの妻の「裏の顔」を示す資料が置かれていました…そして、木に吊るされ死亡したサンテが…
ジニョクより前にテグが現れます。
ウニョン洞事件の真犯人
「高級クラブのママ殺害事件」で参考人として呼ばれたテグ。
その声をきいたグォンジュは、ウニョン洞の真犯人だと気づきます。
巨大組織に守られているテグを逮捕するため証拠を集めます。
テグは幼い時、壮絶な経験したことによりサイコパスとなったことがわかってきます。
父親はそんな息子が起こした猟奇殺人を、権力を使い隠蔽し続けてきました。
警察や役人達は、便宜を図ってきましたが、事件が表に出ると一気に離れていきます。
ジニョクの相棒デシクもまた内通者だったことが分かります…。
ソンウン通運がなぜこれほどまでの巨大組織になれたのか、その謎も溶けます。
真犯人テグの逮捕
逃走を続けたテグでしたが、ジニョクに追い込まれて最後は逮捕となります。
逮捕後、精神病院に収容されたテグは、病院で同じサイコパスに殺害されてしまいます。
殺害方法が…。
作品情報
見入っちゃいました。
日本リメイク版
日本でリメイクされた「ボイス110緊急指令室」の原作ドラマです。
ジニョク役を唐沢寿明さん、グォンジュ役を真木よう子さんが演じています。
事件の裏話
実は、このドラマに登場する一部の事件は、実際に起こった事件がモチーフとなっています。
物議をかもしたドラマですが、過去の事件が再び注目されるきっかけとなり、警察の捜査へ警鐘を鳴らすメッセージとなりました。
続編について
今回紹介したのは、シーズン1ですが、韓国ではシーズン2・3まで放送されています。
残念ながら、チャン・ヒョクの登場はシーズン1のみですが、2・3に登場する出演者もいます。
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