映画を観ているとき、「この時、この俳優さん緊張したのかな…?」とか、「この衣装どれくらいするんだろう?」とか、考えたことありませんか?
映画は夢のような物語ですが、ちょっと客観的に見てみると、そこには必ず、作りモノではない現実があるわけで…。
今回は、そんな映画のリアルを求めて!きっと誰もが一度は観たことがある、有名な名作映画の中から、おもしろいトリビアをご紹介したいと思います!
ローマの休日
まずは、言わずと知れた名作映画「ローマの休日」!
まだ無名女優だった、オードリーヘップバーンの可愛さが炸裂している本作から、3つのトリビアをご紹介します。
「真実の口」シーンはアドリブ
これは知っている方も多いかもしれません。実はこのシーンは台本にはないアドリブ。
新人だったオードリーの緊張をほぐすため、相手役のグレゴリー・ペックが本当に手を失ったかのような演技をしたのです。
ローマで妻と出会ったグレゴリー・ペック
そんなお茶目なグレゴリー、実はこの映画の撮影前に前妻と別居し傷心していたのだとか。
しかし、この「ローマの休日」の撮影中、フランス人の女性と出会い、恋に落ちました。
映画のように本当に、ローマで恋に落ちたんですね。
カメラ付きライターは日本製!
こちら、オードリーのスクープを撮影するために使用されたライター型カメラ。
実は、1951年に販売された鈴木光学製の「エコー8」と呼ばれる日本製のカメラなんですって!当時はカメラライト、豆カメラなんて呼ばれていたそうですよ。
「ローマの休日」、「dTV」では有料でしたが、「Hulu」では無料視聴できます!
「Hulu」の詳しい登録方法などはこちら!
ホームアローン
続いて、こちらの記事でもご紹介しました!
クリスマスには必ず観たくなる映画「ホームアローン」から、2つのトリビア、そしておもしろ情報をご紹介!
ツリーのオーナメントはキャンディ?
マカリスター家の窓から泥棒が侵入する際、ケビン(マコーレー・カルキン)の仕掛けた罠により、ツリーのオーナメントを裸足で踏んでしまう、という痛々しいシーンがあります。
あのガラスに見えるオーナメント、実は全てキャンディでできているんですって!
それにしても、キャンディとは言え生足は絶対痛い…。
従兄のフラーはマコーレー君の実弟!
「おねしょったれ」と、ケビンに一緒に寝るのを嫌がれる、丸メガネの従兄フラー。
実はキーラン・カルキンという、マコーレー君の実の弟なんです。
38才のケビン
昨年のクリスマス時期に公開されたGoogleのCM。
内容はなんと、38才になったケビンが、ホームアローンよろしく一人で留守番するというもの。
https://www.youtube.com/watch?v=xKYABI-dGEAGoogle Assistantを活用し、「ケビン大作戦」で泥棒を撃退するコマーシャルです。
パイレーツ・オブ・カリビアン
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウが大活躍する「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ。
今回は、記念すべき1作品目「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」にまつわるトリビアをご紹介します!
ディズニー前CEOはジョニーが気に入らなかった?
この「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの製作はディズニーですが、当初ディズニーの前CEOは、ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウを気に入っていなかったそうです。
ジャックのフラフラとした身のこなしを、「まるで酔っぱらっているようだ!」と批判したのだとか…。
ジャックのモデルはあのかわいいキャラクター?
ジャック・スパロウのキャラクターとして、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の脚本家は、「バックスバニー」をイメージしました。
しかし、ジョニー・デップは役作りの際、同じくルーニー・テューンズに登場するキャラクター「ペペ・ル・ピュー」(スカンク)を参考にしたと語っています。
また、ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズもイメージに加えたのだとか。
「ハッ!」とした方!そうなんです!3作目となる「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」で、ジャック・スパロウの父、キャプテン・ティーグを演じたのは、キース・リチャーズでしたよね!
ディズニーと言えば、隠れミッキー!
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」は、ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」をモチーフに作られていますが、この作品にも、隠れミッキーがいるのをご存知でしたか?
バルボッサがポート・ロイヤルを襲撃するシーンで、最後の大砲の煙がミッキーのシルエットになっているんですよ!
この隠れミッキー、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ全てに登場するらしいので、ぜひ、他のシリーズでも探してみて下さいね!
トリビアを知ると映画がもっとおもしろくなる!
ロケの合間にトランプをするオードリーとグレゴリー。
映画は人間が作り出すもの。その舞台裏には色々な「ホントの話」があるものです。
そういうものをちょっと知るだけでも、一度観た映画がまた更におもしろく感じられます。