2019年に公開された映画『ジョーカー』、あなたはご覧になりましたか?
ところで!突然ですが、こちらの画像、映画『ジョーカー』のワンシーン‥‥。
ではないのです‥‥!
いえいえ。実はこれ、粘土なんです。
正確に言うと、粘土で彫刻を施したジョーカーの実物大の胸像!
今回は、柔らかい粘土から様々な映画スターや人物、欲しくなってしまいそうな映画の小道具を作り出す、神のような彫刻家YouTuber 、Steven Richter(スティーブン・リヒター)さんについてご紹介します!
Steven Richter(スティーブン・リヒター)チャンネルとは?
2010年に開設された、Steven Richter(スティーブン・リヒター)チャンネル。
現在、97.7万人ものチャンネル登録者数を誇っています!
とにかくまずは動画を!
とにかくまずは、冒頭でご紹介した『ジョーカー』の動画をご覧いただきたい!
たまに「おっふ!」となるような、グロテスクなシーンもありますが、安心してください。全部粘土です。
歯は樹脂粘土とか液体粘土で作っているんでしょうか…?
次にご覧いただきたいのは、最も再生回数の多い「ハルク」!
モデルは、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』に登場したハルクだそう!
3600万回以上も再生されています…!
こうなるんですもん…!
英語が分からなくても大丈夫!
スティーブン・リヒターさんの動画で何よりもありがたいのは、言語を必要としないところ。
音楽と流れるような映像だけで、彫刻作品を見せてくれます。
「タイムラプス(低速度撮影)」と呼ばれる撮影方法で、動画を作成しているそうです。
タイムラプス(低速度撮影)
カメラの回転速度を低くして、撮影するコマ数を24枚/秒(ビデオの場合には30枚/秒)より少なくして撮影する技法。一般的にはコマ落としなどと言われている。
静止画をつないで、動画に見せるものを特に「タイムラプス」写真という。
Steven Richter(スティーブン・リヒター)って何者?
この方がスティーブン・リヒターさん!
ニューヨーク在住の彫刻家なのだそう!
スティーブンさんの職業は?
スティーブン・リヒターさんは、Tom Spina Designs、Inc(トム・スピナ・デザイン社)にて、肖像彫刻・鋳造・塗装・木工・模型製作などを行うアーティストとして働いているそう。
トム・スピナ・デザイン社は、特注の彫像や彫刻、マネキンの制作、映画の小道具と衣装の復元などを専門に制作する会社。
美術館やレストラン、テーマアトラクションなどの企業向け販売だけにとどまらず、ホームシアターの制作や個人コレクター向け販売など、一般の方でも利用できるようになっています。
これ…趣味で作ってるんだそう…
スティーブンさんの趣味がそもそも「彫刻と小道具の作成」で、特技は「ビデオ編集とデジタルアート」とのこと。
それはもうYouTubeにアップしてもらわないと!って感じですね。
販売もされています!
色々調べてみた結果、なんと、YouTubeで公開された作品が販売されていました!
「Etsy」という、ハンドメイド・オーダーメイド商品を取り扱うサイトにて、クリエイターとして商品を出品されていたんです!
すでに117商品も売り上げていました…!
例えばこちらの動画に登場する、実物大のジョーカーの胸像(モデルはヒース・レジャー)の価格は…。
170,455円!!!
しかし、その他は高くても3万円程度、最も安いものになると10,795円でした。
私は英語ができないので、英文訳は全てGoogle翻訳先生に全面協力してもらっています。Steven Richterさんの販売商品の有無、また「Etsy」が日本への販売を行っているかなど、商品の購入等に関しましてはご自身にてご確認ください。
絶対観てほしい!神業スティーブン動画
「手先が器用ですね」どころか「どんな能力使ってるんですか?」ってレベルのスティーブンさんの作品。
アイアンマン(fromヘルボーイ)
映画『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』から、アイアンマン!
3Dプリンターなんかも使用しているんですね。
ちなみに、最初に顔面に粘土をぶち込まれていたのは、こちらの動画のヘルボーイ…。
こちらは2004年のヘルボーイ役(ロン・パールマン)と、2019年のヘルボーイ役(デヴィッド・ハーバー)を左右半分ずつで一つの顔にしています!
ジュマンジ・ボード
スティーブンさんの不思議な能力が使えるのは粘土だけに限りません!
1995年に公開された、ロビン・ウィリアムズ主演の映画『ジュマンジ』。
この作品の要である「ジュマンジ・ボード」の完璧なレプリカ…!
ちなみに映画『ジュマンジ』に登場する本物のボードはこんな感じ▼
#ジュマンジ (1995)
ボードゲームから始まる冒険アドベンチャー!90年代ならではのレトロな服装がとても可愛かった。サイコロを振るたびに新たな冒険が始まったり災難に巻き込まれたりハラハラするところもあり、私も冒険した気分になれた🕵️♀️#えりの90s映画 #netflix pic.twitter.com/KH7dPgpZf2— 🕯えり (@ellemoo77) October 25, 2019
チラッと見ただけでもクオリティの高さを実感できます…。
アクアマン
最後に、ホラー界の巨匠ジェームズ・ワン監督がメガホンを取った、スーパーヒーロー映画『アクアマン』!
漂白剤を使って、良い感じの髪色と、アクアマンっぽい髪質ダメージ加工にしております…!
信じられないクオリティですが、こちら先ほどご紹介した「Etsy」というサイトにて34,091円で売られてました…。