この記事をきっかけに、
仕事が辛い・・・
辞めて転職したい。
と、日々悩む薬剤師の方が
自分らしくいられる環境へ一歩踏み出すことが出来たら良いなと思います。
13時間労働が当たり前の毎日。休憩はたったの10分
人員不足のため所定の人数よりも少ない人数での業務が続いていました。
労働基準法第34条で、労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間
の休憩を与えなければならないと定めています。
参考:厚生労働省HP
しかし私の勤めていた会社は完全無視。
休憩は10分程度が当たり前でした。
また、人手不足なのに在宅医療にも力をいれていました。
人がいないので営業時間中は店を出られないため
閉店時刻と同時に店舗を閉め患者さんの家へ薬を届けます。
戻ったら業務終了・・・ではなく
残っている薬歴を記入し
次の日来局予定の患者さんの薬の準備をします。
こんなことをしていたら
毎日の平均退社時刻は22時でした。
また、給料明細には残業時間の記載がない・・・
自分で計算すると
月に100時間近く残業をしていたことが判明!!
自分の頑張りは何だったのかと、身も心も削られてしまいました…
忙しさが原因で人間関係は悪化します
過度な忙しさは、人間関係を悪くする一方です。
業務に追われる毎日・・・
寝不足と疲労で顔色の悪い人たちばかり集まれば
店舗内がギスギスするのは当然かもしれません。
また、教育体制が整っておらず手厚い指導は受けられません。
「あなたなら大丈夫」
「あなたになら、できるから」
「あなたには期待している」
…という期待の言葉と共に
私は新人なのにも関わらず
様々な業務を任されることになりました。
人間関係が良好とは言えないような環境でも
自分が受け入れられ認められたような気がして嬉しいと思ってしまっていました。
退職を機にブラックから脱出!
「ブラック」の定義というのはなんとも曖昧で、明確な基準があるわけではありません。
そのため、働き始めてすぐは
自分の置かれている境遇に違和感を感じていても
だんだんと「働くとはこういうことなのか」と
当たり前に感じるようになり…
「ブラック」からなかなか抜け出せなくなってしまいます。
大切にして欲しいのは
「他の会社ではどうなんだろう?」
「もっと条件の良いところはあるのではないか?」
…と言う感覚です。
退職して感じるのは…
ブラックな会社からは早めに脱出するに超したことはないということ。
薬剤師の世界は広いです!!!
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